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日本人の給与は下がっているのでしょうか?

どこを起点にするかによるが、中長期的な推移でも日本人の給与は上がっていない。 むしろ下がっているといえる。 また、他国が成長するなかで日本人の給与がもし横ばいとしても相対的に貧乏になっているといえるだろう。 先日の東京オリンピックの際、外国人メディアが日本の物価が安いと驚いていたのは印象的だった。

なぜ日本の賃金が上がらないのですか?

私は、賃金が上がらない大きな理由は、消費税率の引き上げであることは実質賃金をみれば明らかだと思います。 1997年に税率を3%から5%に引き上げ、そのあとも2回引き上げた結果、すべてそれが実質賃金に反映されているというわけです。 消費税率を上げて、実質所得が減るので企業の売り上げも減るか伸びなくなって、結局賃上げできないという悪循環をずっと続けてきたというのがこの四半世紀の日本です。 賃金が上がらなくなった理由は、製造業分野で、中国と価格競争をしたことでしょう。 特に鉄鋼業において、1990年代後半に現実問題となりました。 中国で生産される安い鉄鋼製品に押され、日本の基幹産業だった鉄鋼業が危機的な状態に陥ったのです。

給料を上げるにはどうしたらいいの?

給料を上げるためには、自社の評価基準を十分に理解することも大切です。 給料を上げるために様々な策を講じても、会社側に原因がある場合は、従業員の努力だけで給料が上がることはありません。 「【2023年最新版】日本人の平均年収」で紹介した国税庁の調査結果からもわかるように、給与水準は業界や会社の規模によって異なります。

今の会社で給料を上げたいのですが、どうしたらいいですか?

今の会社で給料を上げたい場合は、役職を上げる昇進を目指してみるのもよいでしょう。 多くの場合、昇進には昇給が伴うため、今の会社で給料アップが目指せます。 成果を上げたりスキルアップすれば会社の利益に貢献でき、適切な評価を受けられ、昇進できる可能性があります。

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